と言っていた祖母の口調を思い出すことが最近よくある。
子供のようなところもあった祖母だけど、孫全員を無条件に可愛がる愛情深い人だった。そうにゃよかね、と褒めてくれることも多かった。
根っからのお百姓でずっと土まみれで働いてきたせいか、社交の場は得意ではなかった。でも今は老人ホームにいてなんとか茶飲み友達もつくって穏やかに過ごしているらしい。
ちょっとボケたかなって日も、あるらしい。
ばあちゃん、これからも長生きしてねと思う。
祖母への思慕とも相まって、そのセーターすごくいいね、よく似合ってますよ、という意味の肥後の表現がひしひし愛しい。
